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代表:仲谷 康(なかたに やすし)の短いプロフィール

公共政策マーケター®︎

「公共政策マーケティング基盤の政策形成」で地域創成、地域を元気にすることを目的に活動。

公共政策マーケター®︎

国立大学法人 琉球大学 総合企画戦略部地域連携推進課 非常勤講師

主な政策参画実績

  • 経済産業省「地域自律・民間活用型キャリア教育プロジェクト」中核コーディネーター研究員(2007年度)
  • 経済産業省「ドリームゲート運営事業」中核コンサルタント(2004年度)
  • 沖縄県「平成25、26年度 直売所を核とした県食材消費拡大事業」マーケティング・リサーチ&地域戦略構築コンサルタント(2013、2014年度)
  • 沖縄県「平成25、26年度 若年者定着支援実践プログラム事業」経営コンサルタント(2013、2014年度)
  • 沖縄県「平成15年度、16年度 若年求職者による 空き店舗を活用した起業支援事業」経営コンサルタント、起業家育成プログラム構築&講師(2003〜2005年度)
  • その他

ここに来るまでのストーリー

工学部修士課程を修了し、シャープ株式会社でICの設計に携わる。「ICの設計、俺には合ってない…」と悶々としてるところに、ドラマに出るような留学帰りの稀代の大嘘つき登場。28歳で起業にほだされて参加するも半年で泥試合の末、空中分解、敢えなく廃業。

「思ってみれば、経営の事、俺、全くわかっていなかった…」

時はコンサルタントブーム。理系出身、海外MBA取得の若きコンサルタントが活躍していました。問題解決のプロ、人生のマスター的に見え、「カッコいい!」

「俺にもできる。同じ理系出身やし。」

なんとも希薄極まりない根拠だけで、中堅コンサルティング会社を経て小さな税理士事務所の経営支援室の室長に収まることに。

いろんな研修に参加させてもらい、独学で企業経営関連の専門書を読み漁りました。

小さなオフィスと新しい机や事務機器を揃えてもらって、「さあ来い!迷える子羊」。

当然ながら電話の一本も鳴らない。

「えっ? 経営コンサルティングの営業するの?」

地道にDMを作りセミナー開いて集客。

大阪の中小企業のコンサルティング経験で鍛えられ、その中でも「経営は人材育成に極まる」と感じました。そして日本の教育全般の改革が必要と誰彼構わず宣うと、そのような人たちに会えるのですね。

それが株式会社CCL教育研究所でした。日本の教育改革を旗印に、小さな会社ではありましたが私にとっては正に「フィールド・オブ・ドリームス」。

「教育をゼロから創る、無いなら、自分が創る、やる!」で、新しいコンセプトの専門学校の設立・運営や、経済産業省の起業家育成輩出事業のドリームゲート事業、キャリア教育プロジェクト、沖縄初のインキュベーション事業などに参画してきました。

国や地域の政策に実際に関わるその中で、実際に政策形成と運用を経験し、現場の自治体職員のみなさん、地元の人たちや起業家の皆さんと成果を出そうともがくと、政策が型にハマりすぎていて「遅い・合わない・使えない」を何度も経験しました。そして何よりも「形骸化」の恐ろしさです。

2000年から独立し、エデュテイナーとして講師業に活動の比重を移し、(一社)日本経営協会、琉球大学などの講師として全国の自治体、民間企業で多くの研修を実施。また、経営コンサルタントとして調査事業、人材育成の構築を支援しています。

自治体DX、EBPMやナッジが脚光を浴びる今、「作り手の理屈」だけではどうにもならないのです。

「使い手の理屈」、すなわち公共政策マーケティングの重要性をひしひしと感じ、今日もどこかの自治体にお邪魔しています。